漢方薬一覧
冠元顆粒は瘀血(=血の巡りが悪い状態)を改善する第2類医薬品に分類される漢方薬です。
よく使う症状の効能・効果は以下の通りです。
「イスクラ冠元顆粒」はタンジン、コウカなど6種類の植物性生薬から抽出したエキスを顆粒としたもので、中年以降または高血圧傾向のあるものの頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸の改善を目的としております。
イスクラ産業株式会社
「瘀血(おけつ)」とは、血液が汚れて粘りが出てきたり、古くなった血液が血管の一部に滞ってしまった状態をいいます。
川の水で例えるなら、土砂やゴミで濁り、流れが悪くなった状態。瘀血になると、血流が滞り、細胞に酸素や栄養が行きにくくなります。
そのため、冷えや肩こりなどの軽い症状から、脳や心臓などの循環器疾患、肝臓病、慢性腎臓病、糖尿病、ガンなどに至るまで、さまざまな病気の原因となります。
冠元顆粒には、病気の根源となる「瘀血」を改善するはたらきがあります。
☑が多いほど、血の巡り=瘀血度が高めの傾向にあると考えます。
瘀血を治療する漢方薬を、中医学では活血薬といいます。汚れてドロドロになった血液をサラサラにして流れをスムーズする、瘀血を取り除く薬という意味です。
冠元顆粒の主成分である『丹参』は、まさに血液をさらさらにする活血の代表生薬です。
※6 活性酸素は、「カラダのサビ」ともいわれ、病気になったり老化を早める原因となります。冠元顆粒の主成分である丹参には、この活性酸素を除去し、老化スピードを遅らせる効果があることが最近の研究でわかっています。
“瘀血は万病のもと”といわれますが、瘀血を改善することがすべての病気の予防や治療につながると言っても過言ではありません。
冠元顆粒は、からだの太い血管だけでなく、毛細血管(太い血管に栄養を補給する細い血管)の血流も改善し、全身の瘀血改善につながります。つまり万病のもとを断つことが期待できる漢方薬なのです。
■ 糖尿病の合併症の進行を抑制・改善
冠元顆粒は、糖化たんぱく(AGEs)の生成を抑制し、高血糖が引き起こす合併症(神経障害・網膜症・腎症)の進展を防ぎます。
■ 慢性腎臓病(CKD)を改善
冠元顆粒は、血中クレアチニン値低下、尿素窒素(BUN)濃度低下、糸球体濾過量(GER)を改善し、腎機能を改善します。
■ 肝組織コレステロールの改善
冠元顆粒は、メタボリックシンドロームの原因ともなるコレステロールや中性脂肪を抑え、動脈硬化を防ぎます。
■ 老化・認知症の進行抑制
冠元顆粒は、老化の原因である活性酸素・フリーラジカルを除去し、老化や認知症の進行を抑えます。