静岡からイスクラ薬局の先輩が突然来局!久しぶりに娘さんともお会いできて良かったです。
お土産にウナギパイをいただきました。
ウナギは薬膳では「脾腎(=胃腸と腎)」を補う食材として有名です。
効能は、
【性味】甘/平
【帰経】肝脾腎
【効能】補気 補血 補腎 養肝 活血 去風湿 強筋骨
特に夏場は胃腸の働きが悪くなるため、夏バテ予防にもおすすめですね。眼精疲労や、痺れなどに用いられることもあります。
夏に売上が落ち込んでいた屋から相談を受けた、平賀源内が「土用の丑の日に食べると良い」と宣伝したので、土用の丑の日のウナギは有名になったと言われています。
先日、「すっぽん」を食べに行きました。
すっぽん(鼈甲、別甲)は中医学的には、「滋陰潜陽・軟堅散結・破瘀通経」の作用があり、中国では不妊症、婦人科疾患、各種腫瘍などによく用いられます。亀板(クサガメ)と併用することも多いです。
写真は初体験の肉(左)と脂身(右)のお刺身です。
すっぽん鍋もいただき、次の日はお肌のプルプルになり、滋陰薬(潤いを補う)であることを実感いたしました。
婦宝当帰膠の学術シンポジウムに行ってきました。
日本中医薬研究会が毎年開催するこのシンポジウムは今年で16回目になります。
全国からなんと200名の先生方が参加される大きなシンポジウムとなりました。
本日は中国・武漢からいらっしゃった曾凡波先生から、婦宝当帰膠の薬理実験に関する発表がありました。日本ではなかなか集まりづらい薬理データです。
主な内容は、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)の
に対する薬理実験です。
婦宝当帰膠は「冷え性、生理痛、生理不順、貧血」をはじめ、肩こり、頭痛、のぼせ、めまい、耳鳴りなどによく用いますが、それを裏付ける内容となりました。
婦宝当帰膠は中医学に基づいて考えられた処方ですが、このような最新の薬理実験データなどは参考になります。
後日、中国の新聞に婦宝当帰膠のシンポジウムの様子が掲載されたそうです。
昨今はあまりよろしくない日中関係ですが、これを機会に良い方向に進んで欲しいと切に願っています。
国際中医薬膳師の受験対策講座をしてきました。
分野は中薬学(生薬について)と方剤学(処方について)です。
もう何年目かになるので、流石に慣れてはきたのですが、範囲があまりに膨大のため、5時間・早口・頭フル回転で話し続けて流石に疲れました。毎年帰宅後は知恵熱っぽくなります。
講義中にも麦味参顆粒で漢方ドーピング(^_^)
全国から生徒さんがいらしていたので、精一杯やらせていただきました。
10月に試験ですので、全員合格していただきたいと思っています。
もうすぐ湯島天神のお祭りがありますので、お祈りしてきます。
ようやく後楽堂薬局にウォシュレットがきました!
自動開閉機能は私が使いこなせないため、スタンダードなものをご用意しております。
日本製ウォシュレットは外人さんにも人気で、一度使うともう手放せないぐらい心地よいとのこと。ヨドバシカメラでは横で外人さん数名が交渉中でした。
最近の省エネは、トイレに入った瞬間にお湯と便座が温まります。流石Panasonic。頑張れニッポン!
恩師・猪越恭也先生が来局してくださいました。
電話一本「今から行きま~す」と。あまりに突然なのと、うれしさで写真を撮るのを忘れてしまいました…ですので、大昔の思い出の写真を載せさせていただきます。
漢方だけでなく、囲碁や純米酒の美味しさなど、色々な事を教えていただきました。いつか恩返しできればと思っています。
この度、北京中医薬大学日本校 植松理事長よりお話をいただき、生まれ育った文京区・本郷の「北京中医薬大学日本校提携 北京厚済薬局」を譲り受け、「漢方専門 後楽堂薬局」として3月1日より開局させていただくことになりました。
薬局名は由緒ある緑豊かな「小石川後楽園」にあやかり、「先憂後楽」の思いを込めました。
「何かあったら今井に聞いてみよう!」とおっしゃっていただけるよう、皆様の健康で幸せなお顔が拝見できるよう、努力して参る所存です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
今井太郎