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胃腸・肺のお悩み

慢性下痢と漢方について

慢性下痢でお悩みの方は必見!!

下痢外食をするとすぐに下痢、冷たいものを食べるとすぐに下痢、ビールを飲むと下痢、日頃から下痢気味だったりとお悩みの方は生まれ持った体質だからといってあきらめてしまっていませんか??

下痢止めなどを使うと、今度逆に便秘で困ってしまう方も多いです。また、胃腸は腸管免疫においても胃腸は重要な器官となっています。

「慢性下痢」を漢方で考えると?

すぐ下痢になる、下痢しやすいという症状は、中医学では「脾気虚(ひききょ)=胃腸が弱い体質」と考えます。

「脾(胃腸)は気血生化の源」といい、食物から”気血”を消化吸収・輸送するような働きがあります。その機能が失調すると余分な水が停滞しやすくなり、下痢がおこります。胃腸虚弱型による慢性下痢の発症率は非常に高いですよ。

脾気虚には以下の特徴が挙げられます。

  • • 食欲がない
  • • すぐ下痢になる(もしくは便秘)
  • • 便の形がしっかりしていない、軟便気味
  • • 疲れやすい
  • • 痩せやすい、太れない
  • • 顔が黄色っぽい

いかがでしょうか??

慢性下痢の漢方で考えると?

脾気虚の慢性下痢には”健脾益気”(えっきけんぴ)といい、 胃腸を補って元気にしていくような漢方薬を使っていきます。中医学的にはには「健脾散」などの漢方薬が代表的です。

健脾散

胃腸を補う「四君子湯(しくんしとう)」に水の代謝を改善する「山薬・白扁豆・ヨクイニン・蓮子肉」などが配合されています。

また、ストレスによる影響も大きいです。日頃からのストレスを受け流している五臓の”肝(かん)”が高ぶると、”脾”を攻撃し、下痢を引き起こすと考えます。過敏性腸症候群や神経性胃炎があてはまります。

記憶がある時からずっと下痢という方の改善例はこちら

下痢といっても”ストレス”によるものや”冷え”によるものなど色々な種類がありますので、一度専門家にご相談されることをお勧めします。

今井 太郎(漢方の後楽堂薬局 薬剤師/薬学博士[Doctor of Pharmacy]/国際中医師)

執筆者:今井 太郎

漢方の後楽堂薬局 薬剤師/薬学博士[Doctor of Pharmacy]/国際中医師

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