東京(文京区)の漢方薬局 後楽堂は、不妊・生理痛・アトピー・ニキビなど専門家と漢方相談ができます。

漢方専門 後楽堂薬局 北京中医薬大学日本校提携

全国発送承ります。

漢方相談のご予約・お問合せ

03-3818-0371

オンライン相談

痛み、こりのお悩み

坐骨神経痛

坐骨神経痛と漢方について

寒い季節になると多くなるのが坐骨神経痛など痛みのご相談です。

坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が障害を受けることで現れる痛みやしびれの症状です。

原因が特定出来ないことも多いのですが、坐骨神経の圧迫によって起こる腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、変形性腰椎症などの疾患が原因となって起こる場合が非常に多いといわれています。

痛みやしびれが酷くなると、日常の歩行も難しく手術が必要になることもあるようです。西洋医学では、起こっている痛みに対して、その痛みや炎症をやわらげる鎮痛消炎剤や湿布剤などを使うのが一般的です。

一方、漢方では、坐骨神経痛などの痛み、しびれを伴う病症を“痺証(ひしょう)”といい、何が「痛みの原因」になっているかを考えます。

痛みそのものを抑えるというよりも、痛みの原因となりやすい冷えや湿気などを追い出して体を温め、「気」や「血」のめぐりを整えながら痛みを緩和していくことを大事に考えます。

坐骨神経痛の原因を漢方で考えると?

漢方では、気血水の流れが滞るおもな原因には、
① 寒邪や湿邪による冷え②血の滞り(瘀血)③からだを温める腎陽の不足
の3つがあり、坐骨神経痛を引き起こすおもな原因とも考えられています。

① 寒湿邪で冷えて痛むタイプ

冷え(寒邪)や湿気(湿邪)が体内に侵入すると、気血水の流れが滞り、痛みやしびれ、重だるさなどの症状が出やすくなります。常に体を温め代謝を良くすることが大切です。

漢方薬では、疎経活血湯や桂枝加朮附湯など、温めて寒湿邪を取り除きながら気血水の流れを整えるものを用います。

② 血が滞り瘀血で痛むタイプ

痛みやしびれが慢性化すればするほど、気と血の流れが滞り、経絡の巡りも良くない状態になります。

漢方では、『不通則痛(ふつうそくつう)』といって、流れが良くないと痛みが発生する、という考え方があります。血の滞った状態を瘀血(おけつ)といい、気血の流れを整える活血薬などを用います。

漢方薬では、冠元顆粒や田七人参、水快宝(蛭を使った健康食品)などを用います。

③ 腎陽不足で痛むタイプ

坐骨神経痛の原因には、加齢、体力や免疫力の低下など腎虚が関係することもあります。

漢方では、20代をピークに腎の機能は自然と減っていくもので、この衰え方を日頃の養生や漢方薬で穏やかにすることができると考えています。

さらに腎虚が進み、からだを温める腎陽の力が不足すると、冷えに伴う痛みが生じやすくなるため、坐骨神経痛の症状が長く続いたり悪化したりします。

漢方では、腎陽を補い、からだを根本から温める独歩顆粒やイーパオ(益宝、食用蟻を使った健康食品)、八味地黄丸などを用います。

坐骨神経痛と漢方のまとめ

坐骨神経痛は、寒冷で悪化しやすく、さらに加齢に伴い起こりやすい症状のひとつです。
また、姿勢の悪さ、背筋の低下、肥満なども影響すると言われています。

普段、デスクワークや同じ姿勢での作業が多い人などは、腰への負担がかかりやすく坐骨神経痛になるリスクも高いことが考えられますので、脚を組んだり、猫背には気をつけましょう。

お風呂上がりに、無理のない程度のストレッチを習慣にするのもよいですね。

漢方での治療では、体の根本を見直し、体質部分からじっくり改善していくことが多いため、長年悩まれている方や痛みを繰り返している方には適している治療法のひとつと考えられます。

坐骨神経痛で漢方をご希望でしたら、一度漢方専門の薬局でご相談されることをお勧め致します。

 

 

今井 太郎(漢方の後楽堂薬局 薬剤師/薬学博士[Doctor of Pharmacy]/国際中医師)

執筆者:今井 太郎

漢方の後楽堂薬局 薬剤師/薬学博士[Doctor of Pharmacy]/国際中医師

東京都文京区本郷1-25-5 見学ビル1階 【TEL】03-3818-0371 【時間】10:00~19:00(予約優先) 【定休日】火曜・日曜・祝日